2地点間距離・方角計算
緯度・経度を入力するだけで2地点間の直線距離(km)と方角がわかります。地図上でどのくらい離れているか・どの方向かを確認できます。
最終更新:2026年9月9日 / 運営:sesebox(運営者情報)
距離は、地球を半径6,371kmの球体とみなして2点間の最短経路(大圏距離)を計算するHaversine公式を使用しています。実際の地球の形状(回転楕円体)とのわずかな誤差はありますが、ほとんどの用途で十分な精度です。方角は、出発地から見た目的地への進行方向(真北を0°として時計回りの角度)を16方位で表示しています。地図上の直線距離・方角であり、実際の道路や航空路線の移動距離・移動方向とは異なります。また、長距離の場合は大圏航路上で進行方向が変化するため、A→BとB→Aの方角は正反対(180°差)にはなりません。
① このツールの使い方
地点A・地点Bそれぞれの緯度・経度を入力するだけで、2地点間の直線距離(km)と、Aから見たBの方角(16方位)が表示されます。緯度・経度は、Googleマップで調べたい場所を長押し(PCでは右クリック)すると、画面下や表示されるパネルに「35.6812, 139.7671」のような数値が出るので、それをそのままコピーして貼り付けられます。
② 距離の計算方法(Haversine公式)
地球を半径6,371kmの球体とみなし、2点の緯度・経度の差から2点間の最短経路(大圏距離)を求めるHaversine公式を使っています。たとえば東京駅(北緯35.6812°・東経139.7671°)と大阪駅(北緯34.6937°・東経135.5023°)の間は、直線距離で約402.6kmと計算されます。実際の地球は完全な球体ではなくわずかにつぶれた回転楕円体のため、この計算には最大0.5%程度の誤差が含まれますが、日常的な用途では十分な精度です。
③ 方角(16方位)の求め方
方角は、地点Aから見て地点Bが真北を0°として時計回りに何度の方向にあるか(初期方位角)を計算し、22.5°ごとに区切った16方位(北・北北東・北東…)に当てはめています。先ほどの東京駅→大阪駅の例では、方角はおよそ「西南西」になります。
④ A→BとB→Aで方角が逆にならない理由
平面の地図で考えると「行きが西南西なら帰りは真逆の東北東になるはず」と思いがちですが、地球は球面のため、2点間の距離が長くなるほどA→BとB→Aの方角は正反対(180°差)からずれていきます。これは飛行機の航路が地図上で見ると弧を描いているのと同じ理由で、球面上の最短経路(大圏航路)特有の性質です。距離が短い(同じ市内程度)場合は、ほぼ180°差に近くなります。
⑤ 実際の移動距離との違い
このツールが出すのは、あくまで地図上の直線距離(大圏距離)です。実際に車・電車・飛行機で移動する距離は、道路や線路、航空路線、地形の影響でこれより長くなるのが一般的です。「2つの場所がどれくらい離れているか」の目安として使い、実際の移動距離・所要時間は経路検索サービスなどで別途確認してください。より詳しい使い方や活用例は2地点間距離・方角の使い方ガイドにまとめています。
⑥ 活用例:旅行・不動産・アマチュア無線
海外旅行の計画で「経由地から目的地までどれくらい離れているか」をざっくり把握したいときや、賃貸物件を探す際に「実家からこの物件まで直線でどれくらいか」を確認したいときに便利です。不動産情報サイトの経路検索は道路距離しか出ないことが多いため、直線距離とあわせて見ると土地勘のない地域でも距離感がつかみやすくなります。アマチュア無線の分野では、交信できた相手との距離(DX=遠距離交信の記録)を確認する目的でこうした計算がよく使われます。
またマラソンや自転車のロングライドで「スタートとゴールの直線距離」を知りたい場合、実際のコース距離(曲がりくねった道を含む)とこの直線距離を比べることで、コースがどれだけ迂回しているかの目安にもなります。緯度・経度さえわかれば、地図アプリを行き来しなくてもすぐに距離感をつかめるのがこのツールの利点です。
⑦ 精度を上げるための緯度経度の入力のコツ
緯度・経度は小数点以下の桁数が多いほど、地図上での位置の精度が上がります。小数点以下2桁(約1.1km単位の精度)でもおおまかな距離計算には十分ですが、より正確に知りたい場合は小数点以下4桁以上(約11m単位の精度)まで入力するのがおすすめです。Googleマップで表示される「35.681236, 139.767125」のような値をそのままコピーして貼り付ければ、桁数を気にせず高い精度で計算できます。北緯・東経がプラス、南緯・西経がマイナスという符号のルールも、入力時に間違えやすいポイントなので、地図で確認した数値をそのまま使うのが安全です。
⑧ 標高差は計算に含まれない
このツールが計算するのは、あくまで緯度・経度から求めた水平方向の距離です。山岳地帯や高低差のある2地点間では、実際の地表に沿った距離は、この計算結果よりわずかに長くなります。一般的な標高差(数百m程度)であれば水平距離への影響はごくわずかですが、登山ルートのように標高差が数千mに及ぶ場合は、この点を踏まえたうえで、あくまでおおまかな目安として活用するのがよいでしょう。正確な登山ルートの距離を知りたい場合は、専用の登山地図アプリなどで標高差を含めた計算を確認することをおすすめします。
⑨ 日本国内の主要都市間の距離の目安
| 区間 | 直線距離の目安 |
|---|---|
| 東京〜大阪 | 約403km |
| 東京〜名古屋 | 約260km |
| 東京〜札幌 | 約831km |
| 東京〜福岡 | 約880km |
これらはあくまで直線距離の目安であり、実際の新幹線や飛行機での移動距離・所要時間とは異なります。都市名だけでは緯度・経度がわからない場合でも、代表的な駅(東京駅・新大阪駅など)の座標で計算すれば、おおよその感覚をつかむことができます。海外の都市との距離を調べる場合も同じ手順で、Googleマップで座標を調べてから入力すれば、国内と同様に直線距離と方角がすぐにわかります。国際的な距離感覚をつかみたいときや、時差・フライト時間をイメージする前段階の目安としても活用できます。
距離はどうやって計算していますか?
地球を半径6,371kmの球体とみなし、2点の緯度・経度から2点間の最短経路(大圏距離)を求めるHaversine公式で計算しています。実際の地球は完全な球体ではなく回転楕円体のため、ごくわずかな誤差(最大で0.5%程度)が生じますが、ほとんどの用途では十分な精度です。
方角(16方位)はどうやって決まりますか?
地点Aから見て地点Bが、真北を0°として時計回りに何度の方向にあるか(初期方位角)を計算し、22.5°ごとに区切った16方位(北・北北東・北東…)に当てはめて表示しています。
緯度・経度の値はどこで確認できますか?
Googleマップなどの地図サービスで地点を長押し(またはピンを右クリック)すると、緯度・経度の数値が表示されます。「35.6812, 139.7671」のような「度」の小数表記をそのまま入力してください。
A→BとB→Aで方角が逆(180°差)にならないのはなぜですか?
地球は球面のため、出発地から見た目的地への方角と、目的地から見た出発地への方角は、正反対(180°差)にならないことがあります。これは平面上の地図感覚とは異なる、球面上の大圏航路特有の性質です。距離が短いほど180°差に近づきます。
実際の移動距離(道路や飛行機の距離)と違うのはなぜですか?
このツールが計算するのは、地図上の2点を結ぶ最短の直線距離(大圏距離)です。実際に車や飛行機で移動する距離は、道路や航空路線、地形などの影響でこれより長くなるのが一般的です。あくまで「2地点が直線距離でどれくらい離れているか」の目安としてご利用ください。