CSV⇔JSON変換ツール
CSV形式とJSON形式(オブジェクト配列)をブラウザ上で相互に変換できます。ExcelデータをAPI用JSONに変換したいときにすぐ使えます。
最終更新:2026年9月9日 / 運営:sesebox(運営者情報)
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① このツールの使い方
- •1. 変換方向を選ぶ:「CSV → JSON」か「JSON → CSV」かを切り替えます。
- •2. データを貼り付ける:Excelやスプレッドシートからコピーしたデータ、またはAPIから取得したJSON配列を貼り付けます。
- •3. 結果をコピーする:変換結果は右上のコピーボタンでそのままクリップボードにコピーできます。
入力欄には最初からサンプルデータが入っているので、ボタンを押すだけでどんな変換結果になるかをすぐに試すこともできます。
② CSV→JSONの変換ルール
CSVの1行目はヘッダー行(各項目の名前)として扱われます。2行目以降の各行が、ヘッダー名をキーとしたJSONオブジェクトに変換され、それらが配列としてまとめられます。たとえば1行目がname,age,city、2行目がTaro,20,Tokyoであれば、{"name":"Taro","age":"20","city":"Tokyo"}というオブジェクトに変換されます。
値の中にカンマや改行、ダブルクォート自体を含めたい場合は、その値全体をダブルクォートで囲む「RFC4180」という標準的な形式に対応しています。Excelやスプレッドシートで保存したCSVファイルも、多くの場合この形式に従っているため、そのまま貼り付けて変換できます。
③ JSON→CSVの変換ルール
入力するJSONは、[{...}, {...}]のように、オブジェクトを要素とする配列である必要があります。配列内のすべてのオブジェクトに登場するキーをすべて集めてCSVのヘッダー行とし、各オブジェクトの値を1行ずつ出力します。あるオブジェクトに存在しないキーがあった場合、その項目は空欄として出力されます。値にカンマや改行が含まれる場合は、自動でダブルクォートで囲んで安全なCSVにしてくれます。
④ 変換前に知っておきたいこと
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| データの型は保持されない | CSVには型情報がないため、CSV→JSON変換後の数値・真偽値もすべて文字列("20"や"true")になる |
| ネストしたJSONは1段のCSVに崩れる | 配列やオブジェクトが値に含まれる場合、JSON文字列としてそのままセルに入る |
| 処理はブラウザ内で完結 | 入力したデータがサーバーに送信されたり保存されたりすることはない |
「20」を数値として扱いたい、「true」を真偽値として扱いたいといった場合は、変換後にプログラム側で型変換の処理を追加してください。
⑤ 実務での使いどころ
よくあるのは、Excelやスプレッドシートで管理しているマスタデータ(商品一覧・ユーザー一覧など)を、APIのテストデータやプログラムの初期データとしてJSON形式に変換したい場面です。エンジニアでなくてもExcelは扱えることが多いため、営業担当や運用担当がスプレッドシートでデータを整理し、それをエンジニアがこのツールでJSONに変換してシステムに投入する、という分担がよくあります。逆に、APIから取得したJSONのレスポンスをExcelで開いて集計・分析したいときは、JSON→CSV変換が役立ちます。
⑥ 変換の具体例で流れを確認する
実際の変換結果をイメージできるよう、3行の商品データを例に見てみましょう。CSVで「商品名,価格,在庫」という見出し行のあとに「ノート,150,80」「ボールペン,100,"120,000"」「消しゴム,80,45」という3行を入力したとします(2行目の在庫の値はカンマを含むため、ダブルクォートで囲んであります)。これをCSV→JSON変換すると、[{"商品名":"ノート","価格":"150","在庫":"80"},{"商品名":"ボールペン","価格":"100","在庫":"120,000"},{"商品名":"消しゴム","価格":"80","在庫":"45"}]という配列に変換されます。ヘッダー行の3項目がそのままJSONのキーになり、ダブルクォートで囲まれていた「120,000」もカンマを含んだ1つの値として正しく保たれていることがわかります。
⑦ 空の値・欠損データの扱い
CSVの中に値が入っていないセルがあると、CSV→JSON変換ではその項目が空文字列("")としてJSONに出力されます。「値が存在しない(null)」と「値が空文字("")」はプログラム上では別の意味を持つことがあるため、変換後のデータをAPIやデータベースにそのまま投入する場合は、空文字をnullとして扱いたいかどうかを事前に決めておくと、後工程でのトラブルを防げます。逆にJSON→CSV変換では、値がnullのキーは空欄のセルとして出力されます。行によって持っているキーの数が異なるJSON配列を変換する場合も同様に、キーが存在しない行のセルは自動的に空欄として埋められる仕組みになっているため、変換後に列がずれているように見えても、多くの場合はデータの欠損が原因です。変換前に元データを見直し、欠損があるのが仕様なのか入力ミスなのかを確認しておくと、変換後の想定外の空欄に慌てずに済みます。特に大量データを扱う場合は、一部だけ抜き出して試し変換してから全体に適用すると安全です。
⑧ よくあるつまずきポイント
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
| 変換結果の文字が化ける | Excelで保存したCSVがShift-JIS(環境依存の文字コード)になっていることが多い。文字化けする場合は「CSV UTF-8」形式で保存し直してから貼り付ける |
| JSON→CSV変換でエラーになる | 貼り付けたJSONが配列([ ]で始まる)になっていない、またはカンマの位置や閉じ括弧が抜けている構文エラーの可能性が高い |
| 一部の列だけ空欄になる | オブジェクトによってキーの有無が異なる場合、そのキーを持たない行は自動的に空欄として出力される(エラーではない) |
特に文字化けは、Excelで作成したCSVファイルをそのままメモ帳などで開いて中身をコピーした場合に起こりやすいトラブルです。うまく変換できないときは、まず貼り付けた元データの文字コードを疑ってみてください。
変換したJSONの中身をきれいに整えて確認したい場合はJSON整形ツールもあわせてご利用ください。CSV・JSONそれぞれの基本的な構造についてはCSV・JSONの基礎を解説した記事にまとめています。
CSV⇔JSON変換ツールはどんな時に使いますか?
ExcelやスプレッドシートからエクスポートしたCSVデータをAPIやプログラムで扱いやすいJSON形式に変換したい場合や、逆にJSON形式のデータをExcelなどで開けるCSV形式に変換したい場合に使えます。
CSVデータの1行目はどう扱われますか?
CSVの1行目はヘッダー行(各項目の名前)として扱われます。2行目以降のデータが、ヘッダー名をキーとしたJSONオブジェクトに変換されます。カンマやダブルクォート、改行を含む値はダブルクォートで囲むことで正しく扱えます(RFC4180形式)。
CSV→JSON変換で、数値や真偽値も正しい型になりますか?
いいえ。CSVには値の型情報がないため、すべての値は文字列("20"や"true"など)としてJSONに変換されます。プログラムで数値として扱いたい場合は、変換後にお使いの言語側で型変換してください。
JSON→CSV変換で、どんな形式のJSONを入力すればいいですか?
[{"name": "Taro", "age": 20}, {...}] のような、オブジェクトを要素とする配列形式である必要があります。配列内のすべてのオブジェクトに登場するキーを集めてCSVのヘッダー行とし、各オブジェクトの値を1行ずつ出力します。値にカンマや改行が含まれる場合は自動でダブルクォートで囲まれます。
入力したデータはサーバーに送信されますか?
いいえ。変換処理はすべてブラウザ内のJavaScriptで行われ、入力したCSV・JSONデータがサーバーに送信されたり保存されたりすることはありません。