テキスト差分比較ツール
2つのテキストを行単位で比較し、追加・削除された行が色分けでわかります。文章の修正前後の確認や、コード・設定ファイルの変更箇所チェックに。
最終更新:2026年9月9日 / 運営:sesebox(運営者情報)
緑色の行はテキストBで追加された行、赤色の行はテキストAから削除された行を表します。改行(行)単位で比較するため、行内の一部だけが変わった場合もその行全体が「追加」と「削除」として表示されます。入力した内容はブラウザ内のみで処理され、サーバーに送信されることはありません。
① このツールの使い方
- •1. テキストAを入力する:変更前(古いバージョン)の文章を貼り付けます。
- •2. テキストBを入力する:変更後(新しいバージョン)の文章を貼り付けます。
- •3. 結果を確認する:追加された行は緑色、削除された行は赤色でハイライトされて表示されます。
最初からサンプルの文章が入っているので、どんな見た目で差分が表示されるかをすぐに確認できます。1回の比較で処理できるのはテキストA・Bともに最大2000行までです。
② 差分はどうやって計算されているか
このツールは行(改行)単位でテキストAとテキストBを比較します。単純に「上から順番に1行ずつ突き合わせる」だけでは、途中に1行追加されただけでそれ以降のすべての行がズレて「変更あり」と判定されてしまいます。そこでこのツールは最長共通部分列(LCS=Longest Common Subsequence)というアルゴリズムを使い、「できるだけ多くの行を共通部分として残したまま、最小限の追加・削除で説明できる組み合わせ」を計算しています。
たとえばテキストAが「りんご・バナナ・みかん・ぶどう」、テキストBが「りんご・バナナ・キウイ・ぶどう・メロン」だった場合、「りんご」「バナナ」「ぶどう」は共通する行として扱われ、「みかん」が削除・「キウイ」「メロン」が追加として検出されます。共通する行の並び順を崩さずに、変わった部分だけを的確に抜き出せるのがLCSアルゴリズムの特徴です。
③ 色の意味と読み方
| 色 | 意味 |
|---|---|
| 緑色 | テキストBで新たに追加された行 |
| 赤色 | テキストAにあってテキストBで削除された行 |
| 色なし | 両方のテキストに共通する、変更されていない行 |
④ 行単位比較の限界
このツールは行単位で比較するため、1行の中の一部だけを変更した場合でも、その行全体が「削除された行」と「追加された行」として表示されます。たとえば「価格:1000円」を「価格:1200円」に変えただけでも、行全体が入れ替わったものとして扱われるため、どの文字が変わったかまでは一目でわからない点に注意してください。文字単位・単語単位の細かい差分までは検出しない、行単位専用のツールとお考えください。
⑤ 行の並び替えがあるとどう表示されるか
LCSアルゴリズムは「共通する行をできるだけ多く残す」ことを優先するため、単に行の順番を入れ替えただけの場合でも、必ずしも「移動」として認識されるとは限りません。たとえばテキストAで1行目にあった内容がテキストBでは3行目に移動した場合、多くのケースではその行が「削除」と「追加」の組み合わせとして表示されます。これは、このツールに限らず一般的な行単位の差分ツールに共通する仕様です。大きく構成を組み替えた文章を比較すると、実際の変更点以上に赤・緑のハイライトが多く出ることがある点を理解したうえで結果を読むと、誤解を避けやすくなります。
⑥ 空白・改行コードの違いにも注意
見た目にはまったく同じ文章に見えても、行末の半角スペースの有無や、改行コード(WindowsのCRLFとMac・LinuxのLF)の違いによって「差分あり」と判定されることがあります。特にコピー元がWordやWebページなどで、コピー先が別の環境の場合、見えない空白文字が混入して意図しない差分表示になるケースがあります。想定より多くの行が変更として表示された場合は、内容そのものではなく、こうした目に見えない文字の違いが原因になっていないかを疑ってみるとよいでしょう。テキストエディタの「不可視文字を表示する」機能を併用すると、原因の切り分けがさらにスムーズになります。
こうした見えない文字の混入は、コピー元がWebページや別のOS環境である場合に特に起きやすい現象です。原因不明の大量の差分が出た場合、まずは疑ってみるとよいでしょう。慣れてくると、表示されたハイライトのパターンからおおよその原因を推測できるようになります。特に行全体が丸ごと違う色で塗られている場合は、内容の変更よりも改行コードの不一致を先に疑ってみると、原因究明がぐっと早く済むことが多いです。テキストエディタ側で改行コードをLFに統一してから貼り付け直すだけで、差分表示が正しく整うケースも少なくありません。
⑦ 実務での使いどころ
Gitのようなバージョン管理ツールが手元にない環境で、2つのテキストファイルの違いをさっと確認したいときに便利です。たとえば、メールで送られてきた原稿の修正前後を見比べたい、設定ファイルを本番環境とステージング環境で比較したい、といった場面で使えます。開発の現場では、JSON整形ツールで2つの設定ファイルをそれぞれ整形してから、このツールに貼り付けて差分を確認する、という組み合わせもよく使われます。
文章の推敲作業でも役立ちます。ブログ記事や資料の下書きを書き直した際、元の文章と書き直した文章をこのツールに貼り付ければ、どの段落を削って、どの段落を新しく足したのかが一目で確認できます。入力したテキストの処理はすべてブラウザ内のJavaScriptで行われ、サーバーに送信されたり保存されたりすることは一切ありません。安心して機密性の高い文章の比較にも自由に安全に利用できます。契約書や社外秘の資料でも心配無用です。
テキスト差分比較ツールは何に使えますか?
2つのテキストを行単位で比較し、どの行が追加され、どの行が削除されたかを色分けして表示します。文章の修正前後の比較や、コード・設定ファイル・CSVデータなどの変更箇所の確認に使えます。
どのように比較していますか?
行(改行)単位でテキストAとテキストBを比較し、最長共通部分列(LCS)アルゴリズムを使って、できるだけ少ない追加・削除で説明できる組み合わせを計算しています。
緑色や赤色で表示される行は何を意味しますか?
緑色の行はテキストBで新たに追加された行、赤色の行はテキストAにあってテキストBで削除された行を表します。色がついていない行は両方のテキストに共通する変更なしの行です。
行の途中だけを変更した場合はどう表示されますか?
このツールは行単位で比較するため、1行の中の一部の文字だけを変更した場合でも、その行全体が「削除された行」と「追加された行」として表示されます。
比較できる行数に上限はありますか?
はい。1回の比較で処理できるのはテキストA・Bともに最大2000行までです。これを超える場合はエラーメッセージが表示されます。
入力したテキストはサーバーに送信されますか?
いいえ。比較処理はすべてブラウザ内のJavaScriptで行われ、入力したテキストがサーバーに送信されたり保存されたりすることはありません。