模試判定シミュレーター
得点・平均点・標準偏差と志望校の目標偏差値を入力するだけで、偏差値の差からA〜E判定と合格可能性の目安がわかります。
最終更新:2026年9月9日 / 運営:sesebox(運営者情報)
自分の偏差値 = 50 +(得点 − 平均点)÷ 標準偏差 × 10 で計算し、志望校の目標偏差値との差を「自分の偏差値 − 目標偏差値」で求めています。判定は、偏差値の差が+6以上でA、+3〜+6未満でB、−3〜+3未満でC、−6〜−3未満でD、−6未満でEという、一般的によく使われる目安の基準で表示しています。実際の模試の判定基準は、模試を実施している予備校・団体や、学校・学部、受験年度によって異なり、この基準とは異なる場合があります。正確な判定は、お手元の模試の成績表に記載されている判定結果をご確認ください。
① このツールの使い方(4ステップ)
模試の成績表に載っている数字を入れるだけで、志望校とのおおよその距離感がA〜Eの記号でわかります。成績表は科目・回ごとに情報量が多く読み解きにくいものですが、このツールを使えば重要な4つの数字だけに注目して結果を確認できます。返却されたばかりの成績表を手元に置いて、そのまま数字を写すだけで使えます。
- •1. 自分の得点を入れる:模試のその科目・合計の得点です。
- •2. 平均点を入れる:成績表に記載されている、受験者全体の平均点です。
- •3. 標準偏差を入れる:これも成績表に記載されています(記載がない場合はこの計算はできません)。
- •4. 志望校の目標偏差値を入れる:志望校別のデータや予備校のサイトに載っている偏差値の目安です。
② 実際に計算してみる(例)
言葉だけだとつかみにくいので、具体的な数字で流れを追ってみます。得点75点・平均点60点・標準偏差12・志望校の目標偏差値58だったとします。
- •自分の偏差値 = 50 +(75−60)÷12×10 = 50+12.5 = 62.5
- •偏差値の差 = 62.5−58 = +4.5
この式の「(得点−平均点)÷標準偏差」の部分は、統計でいう標準得点の考え方そのものです。平均点との差を、その回のばらつき(標準偏差)で割ることで、模試ごとに難易度や母集団が違っても同じものさしで比較できるようにしているのが偏差値という仕組みの本質です。
差が+3〜+6未満の範囲に入るため、この例ではB判定(合格可能性60%程度の目安)という結果になります。同じ得点でも、標準偏差が大きい(得点がばらつきやすい)模試ほど、平均点との差が偏差値に反映されにくくなる点も覚えておくとよいでしょう。逆に標準偏差が小さい模試では、わずかな得点差が偏差値の差として大きく出ます。
③ A〜E判定の境目
| 偏差値の差(自分−目標) | 判定 | 合格可能性の目安 |
|---|---|---|
| +6以上 | A | 80%以上 |
| +3〜+6未満 | B | 60%程度 |
| −3〜+3未満 | C | 40%程度 |
| −6〜−3未満 | D | 20%程度 |
| −6未満 | E | 20%未満 |
C判定は「五分五分よりやや不利」に見えますが、本番までの伸びしろが最も大きい位置でもあります。D・E判定でも、模試から本番までの期間が長ければ十分に逆転可能な範囲です。逆にA判定であっても、油断して学習量が落ちれば偏差値は下がっていくため、判定はあくまで「今の時点のスナップショット」として受け止めるのが実用的です。
④ この判定をどう使うか
このシミュレーターの基準は、あくまで一般的によく使われる目安を簡略化したものです。実際の予備校・模試(河合塾・駿台・ベネッセなど)の判定基準はそれぞれ異なり、同じ偏差値の差でもA判定になったりB判定になったりします。1回の模試の判定だけで一喜一憂せず、複数回の模試での偏差値の推移や、実際の成績表に記載された判定結果を優先して確認するのがおすすめです。
⑤ 標準偏差が模試によって違うのはなぜか
同じ科目でも模試の回によって標準偏差の数値が変わることに気づいた人もいるかもしれません。これは、受験者集団の学力のばらつき方や、問題の難易度によって得点分布が毎回変わるためです。難易度が高く得点が全体的に低く団子状態になった回は標準偏差が小さくなりやすく、逆に得点差がつきやすい問題構成の回は標準偏差が大きくなる傾向があります。標準偏差が小さい模試ほど、少しの得点差が偏差値に大きく反映されるため、「今回はいつもより偏差値の変動が大きい」と感じたときは、標準偏差の数値そのものを見比べてみると理由が見えてくることがあります。単純に「偏差値が下がった」と落ち込む前に、その回の標準偏差が普段より大きいか小さいかを確認すると、実力の変化なのか、集団のばらつき方の違いによるものなのかを冷静に切り分けられます。数字の裏側にある意味を理解しておくと、模試の結果に振り回されすぎずに済みます。判定や偏差値という数字はあくまで現在地を知るための道具であり、それ自体が合否を決めるわけではありません。一喜一憂するよりも、弱点科目の洗い出しや学習計画の見直しに時間を使うほうが、次の模試や本番につながる、より建設的な使い方といえるでしょう。焦らず、着実に一歩ずつ、自分のペースで学習を積み重ねていきましょう。日々の継続こそが、最終的な結果に確実につながっていきます。最後まで諦めずに続けることが、何よりも大切なことです。心から皆さんを応援しています。
⑥ 複数科目・複数回の模試を組み合わせて見る
1教科だけの判定に一喜一憂するより、主要科目それぞれでこの計算を行い、どの科目の偏差値が目標に届いていて、どの科目が足りていないかを一覧で把握するほうが実践的です。さらに同じ模試を毎回受けている場合は、偏差値の差が回を追うごとにどう変化しているかを記録しておくと、単発の判定よりも信頼できる「伸びているか・停滞しているか」の指標になります。
判定が悪かった場合は、どの科目の偏差値が足を引っ張っているかを分解して見ると、次にやるべきことが明確になります。科目別にどこまで得点を伸ばせば目標得点率に届くかは科目別目標点数計算ツールで、偏差値そのものの考え方は偏差値の基礎を解説した記事で確認できます。判定基準の詳しい違いは模試判定の見方を解説した記事にまとめています。
A〜E判定はどうやって計算していますか?
まず「自分の偏差値 = 50 +(得点 − 平均点)÷ 標準偏差 × 10」で自分の偏差値を計算し、そこから志望校の目標偏差値を引いた「偏差値の差」を求めます。この差が+6以上ならA、+3〜+6未満ならB、−3〜+3未満ならC、−6〜−3未満ならD、−6未満ならEという、一般的によく使われる目安の基準で判定しています。
「平均点」「標準偏差」はどこで確認できますか?
模試の結果が返ってきたときの成績表(個人成績表)に、その回の受験者全体の平均点・標準偏差が記載されている場合が多いです。記載がない場合は、この計算はできません。
「志望校の目標偏差値」とは何ですか?
志望している大学・学部の合格に必要とされる偏差値(ボーダーライン)の目安です。模試の結果と一緒に配布される志望校別のデータや、予備校・模試のウェブサイトに掲載されている偏差値表などを参考に入力してください。
A〜E判定の基準は、実際の模試の判定と同じですか?
同じとは限りません。実際の判定基準は、模試を実施している予備校・団体(河合塾・駿台・ベネッセなど)や、学校・学部、受験年度によって異なります。このツールの基準は、あくまで一般的によく使われる目安を簡略化したものです。正確な判定は、お手元の模試の成績表に記載されている判定結果をご確認ください。
合格可能性(%)はどの程度信頼できますか?
目安にすぎません。実際の合格可能性は、その年の受験者の出願状況や倍率、入試問題の傾向の変化など、偏差値だけでは測れない要素にも左右されます。あくまで現在の自分の位置を把握するための参考情報としてご利用ください。