評定平均計算ツール
高校の評定(1〜5)を入力するだけで評定平均値を自動計算。さらに「その評定で推薦入試(指定校・公募・総合型)を狙えるか」の目安を、目安バーと水準コメントで確認できます。単純平均と加重平均の両方を表示。
最終更新:2026年9月9日 / 運営:sesebox(運営者情報)
評定は5・4・3・2・1の5段階で入力してください。「対象外」を選ぶと、その科目は評定平均の計算に含まれません。単位数は加重平均(単位数で重み付けした平均)の計算に使用します。
評定平均値 = Σ評定 ÷ 科目数(科目ごとに単位数の重みをつけない単純平均)で計算しています。調査書の評定平均値は一般的にこの単純平均が使われますが、学校によっては単位数による加重平均(Σ(評定×単位数)÷ Σ単位数)が使われる場合もあるため、参考値として併記しています。推薦入試の目安として示した数値はあくまで一般的な傾向であり、実際の出願条件(評定平均◯◯以上など)は大学・年度・推薦方式によって大きく異なります。必ず各大学の募集要項を確認してください。正式な評定平均値は学校発行の調査書等でご確認ください。
① このツールの使い方(3ステップ)
このツールは、高校の成績表(調査書)に書かれている各科目の評定を入力するだけで、評定平均値を自動で計算します。難しい計算は必要ありません。
- •1. 科目を入れる:科目名(空欄でもOK)と単位数、その科目の評定(5〜1)を選びます。「+ 科目を追加」で何科目でも増やせます。
- •2. 対象外を外す:評定がついていない科目や、計算に含めたくない科目は「対象外」を選べば計算から除かれます。
- •3. 結果を見る:入力すると同時に評定平均値が表示されます。単位数で重みづけした「加重平均」も参考値として併記され、目安バーで推薦入試のおおよその水準もわかります。
「評定平均を計算できるアプリを探している」という人も多いですが、このツールはブラウザで開くだけで使えます。アプリのインストールや会員登録は不要で、スマホでもパソコンでもそのまま計算できます。
② いつの成績が評定平均の対象になる?
評定平均値は「どの期間の成績を対象にするか」で数値が変わります。用途によって対象範囲が違うので、入力する前に確認しておくと安心です。
| 用途 | 対象になる主な期間 |
|---|---|
| 大学の推薦入試(学校推薦型・総合型) | 高校1年〜3年1学期(前期)までの全科目が一般的 |
| 指定校推薦の校内選考 | 上と同じく1年〜3年1学期がベースになることが多い |
| 就職・専門学校 | 学校や求人によって対象範囲が異なる(要確認) |
大学の推薦入試で使う「全体の学習成績の状況(旧・評定平均値)」は、1年生から3年生1学期までの全科目の評定を平均するのが一般的です。学年ごとの平均を知りたいときは、その学年の科目だけを入力すればその期間の平均を出せます。
③ 「評定平均」と「内申点」は違う
よく混同されますが、高校の評定平均値と、高校受験で使われた中学の内申点は別のものです。内申点は中学の9教科の評定を合計した点数(たとえば「45点満点」)で語られることが多いのに対し、評定平均値は高校の各科目の評定を平均した値(5.0満点・小数第1位や第2位まで)で表します。
このツールが計算するのは高校の評定平均値のほうです。高校受験の内申点とは計算の考え方が異なる点に注意してください。
④ 単純平均と加重平均、どちらを見ればいい?
このツールは2種類の平均を表示します。それぞれの意味はこうです。
- •単純平均(大きく表示される数値):各科目の評定をそのまま足して科目数で割った値。調査書に載る評定平均値は、通常この単純平均で算出されます。推薦の出願条件などで見られるのは基本的にこちらです。
- •加重平均(参考値):単位数の多い科目ほど平均への影響を大きくした計算方法。学校や用途によって使われる場合があるため、参考として併記しています。
推薦入試などで自分の評定平均を確認したいときは、まず単純平均のほうを目安にするとよいでしょう。どちらが使われるかは学校・大学の規定によるため、正式な数値は必ず学校発行の調査書で確認してください。
⑤ 評定平均から見る推薦入試の目安
評定平均値は、学校推薦型選抜(指定校・公募)や総合型選抜の出願条件としてよく使われます。おおまかな位置づけは次のとおりですが、実際の基準は大学・学部・年度・方式で大きく異なるため、あくまで目安として捉えてください。
| 評定平均 | おおよその位置づけ(目安) |
|---|---|
| 4.3以上 | 上位水準。難関大の指定校推薦や特待生の基準に届く場合がある |
| 4.0前後 | 多くの指定校推薦で目安とされることが多い水準 |
| 3.5以上 | 指定校推薦の下限や公募制推薦を狙いやすい水準 |
| 3.0以上 | 総合型選抜や一部の公募制推薦で出願できる場合が多い |
評定平均値の意味や、推薦入試での使われ方・上げ方をもっと詳しく知りたい場合は評定平均値の基礎を解説した記事を参考にしてください。大学入学後に使う成績評価(GPA)との違いについてはGPAの基礎知識の記事で取り上げています。
⑥ 評定平均を実際に計算してみる(計算例)
言葉だけだとイメージしにくいので、5科目の成績を例に、単純平均と加重平均を実際に計算してみます。次のような評定・単位数だったとします。
| 科目 | 評定 | 単位数 |
|---|---|---|
| 国語 | 4 | 4 |
| 数学 | 5 | 4 |
| 英語 | 3 | 4 |
| 理科 | 4 | 3 |
| 地歴 | 5 | 2 |
単純平均(調査書の評定平均値)は、単位数を使わず評定だけを平均します。評定の合計は 4+5+3+4+5=21、科目数は5なので、21 ÷ 5 = 4.2 です。推薦の出願条件などで見られるのは基本的にこの値です。
加重平均(参考値)は、単位数の多い科目ほど重く反映します。「評定×単位数」の合計は 4×4+5×4+3×4+4×3+5×2=16+20+12+12+10=70、単位数の合計は 4+4+4+3+2=17 なので、70 ÷ 17 = 約4.12 になります。単位数の重みで単純平均とは少し値がずれるのがわかります。
このように手順自体は「足して割るだけ」ですが、科目数が多いと集計ミスが起きやすいので、各科目の評定を入力するだけで単純平均・加重平均の両方を自動計算できるこのツールを使うと確実です。正式な数値は必ず学校発行の調査書で確認してください。
⑦ 成績の付き方で評定平均はどう変わる?(早見表)
「自分の成績だと評定平均はどのくらいになりそう?」のイメージをつかむために、評定の付き方ごとの評定平均値(単純平均)の目安を早見表にまとめました。実際の値は科目数や各科目の評定で決まるため、あくまで数字の感覚をつかむための例としてご覧ください。正確な数値は、上のツールに実際の評定を入力して確認するのが確実です。
| 評定の付き方(イメージ) | 評定平均値(単純平均)の目安 |
|---|---|
| ほぼすべて5 | 約4.8〜5.0 |
| 5と4が半々くらい | 約4.5 |
| ほぼすべて4(ときどき5) | 約4.0〜4.2 |
| 4が中心でときどき3 | 約3.7前後 |
| 4と3が半々くらい | 約3.5 |
| ほぼすべて3(ときどき4) | 約3.0〜3.2 |
⑧ 評定平均は1科目でどれくらい動く?(上げ方の数字の感覚)
評定平均値は「評定の合計 ÷ 科目数」なので、1科目の評定を1段階上げると、平均は「1 ÷ 科目数」だけ上がります。たとえば対象が30科目なら、1科目を3から4に上げても平均は約 0.03 しか動きません。逆に1つでも3を取ると、同じだけ平均が下がります。
つまり評定平均は短期間で大きく上げるのが難しい数値で、「多くの科目でコツコツ良い評定を積む」「3以下をできるだけ作らない」ことが効いてきます。評定平均の対象は高校1年〜3年1学期までが一般的なので、出願直前にまとめて挽回するより、早い学年から意識して積み上げるほうが結果につながりやすいといえます。具体的な上げ方は評定平均値の基礎記事でも解説しています。ここで示した数値はあくまで一般的な目安であり、評定の付け方や対象範囲は学校によって異なるため、正式な基準は在籍校の先生や募集要項で確認してください。
評定平均がいくつなら推薦入試を狙えますか?
目安として、指定校推薦は評定平均4.0前後(下限3.5以上)、公募制推薦は3.0〜3.5以上、総合型選抜は評定基準が緩やかまたは不問のこともあります。難関大の指定校や特待生では4.3〜4.5以上が必要な場合もあります。ただし実際の出願条件は大学・年度・方式で大きく異なるため、このツールが表示する目安はあくまで参考とし、必ず各大学の募集要項を確認してください。
評定平均値とは何ですか?
評定平均値は、高校の成績表(調査書)に記載される各科目の評定(5段階評価)を平均した値です。推薦入試(学校推薦型選抜・総合型選抜など)の応募条件や評価の基準として使われることが多い数値です。
評定平均値はどうやって計算しますか?
評定平均値 = Σ評定 ÷ 科目数 で計算します。これは科目ごとの単位数に関わらず、評定の値をそのまま平均する「単純平均」です。調査書の評定平均値は一般的にこの方法で算出されます。
単位数による加重平均との違いは何ですか?
加重平均は、評定 = Σ(評定 × 単位数) ÷ Σ単位数 のように、単位数の多い科目の影響を大きくする計算方法です。学校や用途によっては加重平均が使われる場合もあるため、このツールでは参考値として両方表示しています。
学年をまたいで計算する場合はどうすればいいですか?
1年生から3年生1学期までの全科目をまとめて入力すれば、全体の評定平均値を計算できます。学年ごとに分けて計算したい場合は、対象学年の科目だけを入力してください。
「対象外」を選ぶとどうなりますか?
「対象外」を選んだ科目は、評定平均値の計算から除外されます。評定がついていない科目や、計算に含めたくない科目がある場合にご利用ください。
評定平均は何年生から何年生までが対象ですか?
大学の推薦入試(学校推薦型選抜・総合型選抜)で使う「全体の学習成績の状況(旧・評定平均値)」は、高校1年生から3年生1学期(前期)までの全科目を対象にするのが一般的です。3年生の後期・学年末の成績は出願時にはまだ確定していないため、多くの場合は含まれません。ただし対象範囲は学校・出願形式によって異なることがあるため、正式な範囲は在籍校の先生や募集要項で確認してください。
評定平均4.0はどのくらいのレベルですか?
評定平均4.0は、5段階評定で平均して「4(良い方の評価)」を安定して取れている水準で、多くの指定校推薦で出願の目安とされることが多いレベルです。4.3以上になると難関大の指定校や特待生の基準に届く場合があり、3.5前後は指定校推薦の下限や公募制推薦を狙いやすい水準とされます。いずれも一般的な目安であり、実際の基準は大学・学部・年度で大きく異なるため、志望校の募集要項で必ず確認してください。
評定平均の計算例を教えてください。
例えば5科目の評定が「4・5・3・4・5」の場合、合計は21、科目数は5なので、21 ÷ 5 = 4.2 が評定平均値です(単純平均)。科目数が増えても計算方法は同じで、すべての評定を足して科目数で割るだけです。このツールに各科目の評定を入力すれば、この計算を自動で行い小数まで表示します。
評定平均を上げるにはどうすればいいですか?
評定は定期テストの点数だけでなく、提出物・授業態度・小テストなども含めて総合的に付けられることが多いため、テスト対策と並行して日々の提出物や授業への取り組みを大切にすることが基本になります。また評定平均は複数学年の積み重ねで決まり、出願直前にまとめて取り戻すのは難しいため、1・2年生のうちから意識して積み上げておくと効果的です。詳しくは関連コラムでも解説しています。