利回り計算ツール
投資金額と年間受取金額から利回り(%)がわかります。月々の受取額や投資額の回収年数の目安も確認できます。株・不動産・債券の表面利回り計算に。
最終更新:2026年9月9日 / 運営:sesebox(運営者情報)
※このツールが計算しているのは、税金や管理費などの費用を考慮しない「表面利回り」です。配当金・利息にかかる税金(20.315%など)や、不動産の管理費・固定資産税などを差し引いた「実質利回り」は、これより低くなります。また、保有資産自体の価格変動(株価・不動産価格の上昇・下落など)は考慮していません。投資の判断は自己責任で行い、必要に応じて専門家にご相談ください。
① このツールの使い方
投資した金額と、1年間に受け取れる金額を入れるだけです。利回り(%)と、 投資したお金を回収できるまでの年数の目安が出ます。 株の配当、投資信託の分配金、不動産の家賃収入、預金の利息など、 「いくら出して、1年でいくら返ってくるか」が分かるものならどれでも使えます。
② 利回り・年利・年率・利息は、何が違うのか
どれも似た場面で使われますが、指しているものが少しずつ違います。 混同したまま比べると、条件の違う商品を同じ土俵に乗せてしまうので注意が必要です。
| 言葉 | 意味 | 使われる場面 |
|---|---|---|
| 利回り | 投資した金額に対して、1年でどれだけ増えたかの割合。値上がり益を含めることもある | 株・投資信託・不動産・債券 |
| 年利 | 1年あたりの利率。元本に対して何%つくか | 預金・ローン・借入 |
| 年率 | 1年に換算した割合。期間の違う商品を比べるための言い方 | 運用実績・手数料 |
| 利息(利子) | 割合ではなく、実際に受け取る・支払う金額そのもの | 預金・ローン |
たとえば100万円を預けて1年で3万円を受け取ったなら、利息は3万円、年利(利回り)は3%です。 金額で言うか割合で言うかの違い、と考えると分かりやすいです。
③ 利回りの計算式
利回り(%)= 1年間に受け取る金額 ÷ 投資した金額 × 100
投資した元本を回収できるまでの年数は、次のように求められます。
回収年数 = 投資した金額 ÷ 1年間に受け取る金額
- •例:300万円で買ったものから年に15万円受け取れる → 利回り5%、回収まで20年
- •例:100万円で年に2万円 → 利回り2%、回収まで50年
④ 投資信託の「利回り」を見るときの注意
投資信託では、分配金だけを見て利回りを計算すると実態とずれることがあります。 分配金には運用で得た利益だけでなく、元本の一部を取り崩して払い出しているもの(特別分配金)が含まれる場合があるためです。 受け取った金額が多くても、そのぶん基準価額が下がっていれば、増えたことにはなりません。
- •分配金利回り:1年間の分配金 ÷ 投資額。このツールで計算できるのはこれです
- •トータルリターン:分配金に加えて、値上がり・値下がりも含めた実際の増減
- •長期の成績を比べるときは、分配金利回りだけでなくトータルリターンも確認してください
⑤ 不動産の「表面利回り」と「実質利回り」
不動産では、経費を引く前か後かで呼び方が変わります。広告に出ているのはたいてい表面利回りです。
- •表面利回り= 年間の家賃収入 ÷ 物件価格 × 100。経費を含まない
- •実質利回り=(年間の家賃収入 − 管理費・修繕費・税金など)÷(物件価格+購入時の諸費用)× 100
実質利回りは表面利回りより1〜2%ほど低くなるのが一般的です。 空室が出れば収入はさらに下がるので、表面利回りだけで判断しないようにしてください。
⑥ 複利で増える場合は別の計算になります
受け取った利益を使わずに再び投資へ回す場合は、増え方が変わります。 利息が利息を生むためで、これを複利といいます。 「毎年この年利で運用したら、何年後にいくらになるか」を知りたいときは、複利計算シミュレーターのほうが向いています。
なお、資産が2倍になるおおよその年数は72 ÷ 年利(%)で見当がつきます(72の法則)。 年利3%なら約24年、年利6%なら約12年です。
⑦ よくある勘違い
- •利回りが高い=良い、ではない:利回りが高いものは、そのぶん値下がりや空室のリスクを抱えていることが多いです
- •税金が引かれる:株の配当や預金の利息にはおよそ20%の税金がかかります。手元に残る額は表示より少なくなります
- •「年利」と書いてあっても期間を確認する:数か月だけのキャンペーン金利を年利で表示していることがあります
このツールが出すのは、入力した数字から求めた目安です。 実際の運用成果や税引き後の金額を保証するものではないので、 商品を選ぶときは必ず目論見書や契約内容を確認してください。
⑧ 複数の投資先の利回りを比較するときのコツ
株式・投資信託・不動産・預金など、性質の異なる投資先を利回りだけで単純比較すると、リスクの違いを見落としがちです。同じ利回り5%でも、預金は元本割れのリスクがほぼない一方、不動産投資は空室や修繕費で実質利回りが下振れするリスクを、株式は値下がりで元本そのものが減るリスクをそれぞれ抱えています。このツールで複数の投資先の利回りをそれぞれ計算し、数字を横に並べて比べてみると、「利回りが高いものほどリスクも大きい」という一般的な傾向を実感しやすくなります。利回りの数字だけで判断せず、その裏にあるリスクの性質も合わせて考えることが、投資先を選ぶうえで大切な視点です。分散投資という考え方も、こうしたリスクの違いを踏まえたうえでの選択のひとつといえるでしょう。数字の裏側を理解したうえで比較することが、納得のいく投資判断につながります。
このツールはどんな計算をしていますか?
投資金額に対して、1年間にどれくらいの収益(配当金・利息・賃料など)が得られるかを示す「年利回り」を計算しています。年利回り=年間の受取金額÷投資金額×100で求めています。また、月あたりの受取額(年間の受取金額÷12)や、投資額を受取金額だけで回収するのにかかる年数の目安(投資金額÷年間の受取金額)も計算します。
利回りとは何ですか?
利回りとは、投資した金額に対して1年間でどれくらいの割合の収益が得られるかを示す指標です。例えば100万円を投資して年間3万円の配当を受け取る場合、年利回りは3%になります。利率や金利と似た意味で使われますが、利回りは配当・利息・賃料など実際に得られた収益を基準に計算する点が特徴です。
表面利回りと実質利回りの違いは何ですか?
表面利回りは、税金や管理費・手数料などの費用を考慮せず、年間の受取金額を投資金額で割って計算する利回りです。このツールが計算しているのは表面利回りです。実質利回りは、そこから税金(配当金なら20.315%など)や管理費・手数料などの費用を差し引いた、実際に手元に残る収益で計算する利回りです。実質利回りは表面利回りより低くなるのが一般的です。
「投資額の回収にかかる年数」はどう計算していますか?
投資金額を年間の受取金額で割ることで、受取金額だけで投資金額と同じ額を回収するまでに何年かかるかの目安を計算しています(投資額の回収年数=投資金額÷年間の受取金額)。保有資産自体の価値(株価や不動産価格など)の変動は考慮していないため、あくまで配当・利息・賃料による回収ペースの目安です。
配当金・利息以外(不動産の家賃収入など)にも使えますか?
はい。株式の配当金や債券・預金の利息だけでなく、不動産投資の年間賃料収入など、投資額に対して定期的に得られる収益であれば同じ考え方で利回りを計算できます。不動産投資の場合、年間の受取金額に管理費や税金などを差し引く前の「賃料収入の合計」を入力すると表面利回りが、差し引いた金額を入力すると実質利回りに近い数値が計算できます。
利回りが高いほど良い投資といえますか?
必ずしもそうとは言えません。利回りが高い投資は、その分価格が変動するリスクや、配当・賃料が将来減る可能性などリスクが高い場合が多くあります。また、このツールでは保有資産自体の価格変動(株価の上昇・下落、不動産価格の変動など)は考慮していないため、利回りだけで投資の良し悪しを判断せず、リスクや資産価格の変動も含めて検討することをおすすめします。
売却による利益(譲渡益)は考慮されていますか?
いいえ。このツールは配当金・利息・賃料など定期的に得られる収益のみを対象とした利回り(収益率)を計算しており、株式や不動産などを売却したときの売却益(譲渡益)は含まれていません。株式の売却による損益を計算したい場合は「株式損益計算ツール」もご利用ください。