基礎代謝量(BMR)計算ツール
性別・年齢・身長・体重から安静時に消費される1日の基礎代謝量(BMR)がわかります。ダイエットや増量の基準カロリーをミフリン・セントジョール式で確認できます。
最終更新:2026年9月9日 / 運営:sesebox(運営者情報)
基礎代謝量は、何もせず安静にしていても消費されるエネルギー量の目安です(ミフリン・セントジョール式)。日々の消費カロリーは、これに活動量を加味したTDEEで確認できます。
① このツールの使い方
性別・年齢・身長・体重の4つを入れるだけで、何もせず安静にしていても消費されるエネルギー量(基礎代謝量)が自動で表示されます。ボタンを押す必要はなく、数値を変えるたびにその場で計算し直されます。
体重・身長は現在の実測値を入れてください。目標体重ではなく、いまの数値で計算することで、現在の体に合った基礎代謝量が出ます。
② 計算式のしくみ(ミフリン・セントジョール式)
このツールは、現在広く使われている推定式のひとつ「ミフリン・セントジョール式」で計算しています。
- •男性:10 × 体重(kg) + 6.25 × 身長(cm) − 5 × 年齢 + 5
- •女性:10 × 体重(kg) + 6.25 × 身長(cm) − 5 × 年齢 − 161
たとえば30歳・身長170cm・体重60kgの男性なら、10×60+6.25×170−5×30+5=1,517.5kcalが1日の基礎代謝量の目安になります。この式は体重・身長・年齢という取得しやすい数値だけで計算できる一方、筋肉量の個人差までは反映できません。
③ 基礎代謝量は1日の消費カロリーの6〜7割
基礎代謝量は、心臓を動かす・呼吸する・体温を保つといった生命維持だけで消費されるエネルギーで、1日の総消費カロリーのおよそ6〜7割を占めるといわれています。残りは、家事や通勤などの日常動作(生活活動代謝)と、食事による代謝(食事誘発性熱産生)、運動による消費で構成されています。
| 消費の内訳 | 1日の総消費カロリーに占める割合の目安 |
|---|---|
| 基礎代謝(安静時) | 約60〜70% |
| 生活活動代謝(家事・通勤など) | 約20%前後 |
| 食事誘発性熱産生(消化・吸収) | 約10%前後 |
④ ダイエット・増量への活かし方
基礎代謝量に活動量の係数(デスクワーク中心で約1.2〜1.4、運動習慣がある人で約1.6〜1.9)をかけると、1日の総消費カロリー(TDEE)の目安になります。活動量まで反映した数値は1日の消費カロリー(TDEE)計算ツールでまとめて確認できます。
ダイエット中でも、摂取カロリーを基礎代謝量より大きく下回らせるのは避けたほうが安全とされています。極端な食事制限は筋肉量の低下や体調不良につながることがあるため、無理のない範囲での調整をおすすめします。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。
⑤ 基礎代謝量を上げるには
基礎代謝量は年齢とともに緩やかに低下する傾向がありますが、筋肉量を維持・増加させることで下げ幅を抑えられるといわれています。詳しい方法は基礎代謝を上げる方法の記事、年代別の平均値は年代別の基礎代謝量の記事で解説しています。
⑥ 計算式ごとの違いと、個人差が出る理由
基礎代謝量の推定式には、このツールが採用しているミフリン・セントジョール式のほかに、体重・身長・年齢に加えて体脂肪率まで使う「キャッチ・マクアードル式」や、古くから使われる「ハリス・ベネディクト式」などいくつかの種類があります。式によって同じ入力値でも数十〜100kcal程度の差が出ることがありますが、これはどの式がより自分の体に近い前提を置いているかの違いによるものです。
また、同じ体重・身長・年齢でも、筋肉量が多い人ほど基礎代謝量は高くなる傾向があります。筋肉は脂肪よりも安静時のエネルギー消費が大きい組織のため、体組成(筋肉と脂肪の割合)が式の想定と離れているほど、計算結果と実際の数値のずれも大きくなりやすい点は知っておくとよいでしょう。より正確な数値を知りたい場合は、呼気ガス分析などを行う医療機関・研究機関での実測が参考になります。
⑦ 年齢・性別による基礎代謝量の違い(計算例)
身長170cm・体重60kgという同じ体格の条件で、年齢と性別だけを変えて計算してみると、基礎代謝量がどう変わるかがよくわかります。20歳の男性なら10×60+6.25×170−5×20+5=1,567.5kcalですが、50歳の男性では10×60+6.25×170−5×50+5=1,417.5kcalまで下がります。同じ体格でも、30年の年齢差だけで基礎代謝量には150kcal程度の差が生まれる計算です。女性の場合も同様の傾向があり、20歳女性なら10×60+6.25×170−5×20−161=1,401.5kcal、50歳女性なら1,251.5kcalとなります。男女で計算式の定数(+5か−161か)が異なるのは、一般的に女性は男性より体脂肪率が高く筋肉量が少ない傾向にあり、その分エネルギー消費が少なくなることを反映しているためです。
⑧ 体重が変化すると基礎代謝量もどう動くか
ダイエットで体重が減ると、基礎代謝量もそれに応じて下がっていきます。たとえば身長170cm・30歳の男性が体重70kgから60kgまで10kg減量した場合、基礎代謝量は10×70+6.25×170−5×30+5=1,617.5kcalから10×60+6.25×170−5×30+5=1,517.5kcalへと、約100kcal低下する計算になります。これは、減量によって筋肉量も含めた体全体の代謝が落ちるためで、「痩せる前と同じ食事量を続けていると、体重減少のペースが徐々に緩やかになる」現象の一因とされています。減量の停滞期に入ったと感じたら、体重の変化に合わせてこのツールで基礎代謝量を計算し直し、必要摂取カロリーを見直してみるとよいでしょう。筋力トレーニングを取り入れて筋肉量を維持しながら減量すると、基礎代謝の低下をある程度抑えられるとされています。
基礎代謝量とは何ですか?
基礎代謝量(BMR)とは、心臓を動かす・呼吸する・体温を保つなど、生命を維持するために何もしなくても消費されるエネルギー量のことです。1日の総消費カロリーの約6〜7割を占めるといわれています。
どんな計算式を使っていますか?
「ミフリン・セントジョール式」を使用しています。男性は「10×体重(kg)+6.25×身長(cm)-5×年齢+5」、女性は「10×体重(kg)+6.25×身長(cm)-5×年齢-161」で計算する、現在広く使われている推定式です。
基礎代謝量はどう活用すればいいですか?
1日の総消費カロリー(TDEE)は、基礎代謝量に活動量に応じた係数(デスクワーク中心で約1.2〜1.4、運動習慣がある場合は1.6〜1.9程度)をかけることで概算できます。ダイエット中の摂取カロリーは、基礎代謝量を大きく下回らないようにするのが目安です。
計算結果は一般的な計算方法にもとづく目安であり、個別の状況での税額・金額・健康状態を保証するものではありません。 制度や数値は改正・更新されることがあるため、重要な判断の前には上記の公式情報や専門家(税理士・医師など)でご確認ください。